手術の指標
予定手術開始前1時間以内の予防抗菌剤投与割合
- 分子・分母
- 分子:執刀前1時間以内に予防抗菌剤を投与した数
分母:2018年から入院手術件数(冠動脈バイパス手術、その他の心臓手術、股関節人工骨頭置換術、膝関節置換術、血管手術、大腸手術、子宮全摘除術)
2017年までクラス2以下入院手術数(CDCによる清浄度が清潔および準清潔手術)
- 指標の説明
- 手術部位感染(SSI)を予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌剤投与があります。手術執刀開始の一時間以内に適切な抗菌剤を静注射することでSSIを予防することがガイドラインで推奨されています。
- 指標の種類
- プロセス
- 考察
- 予定手術開始前1時間以内の予防抗菌剤投与については2011年から取り組みを開始しています。2023年度も投与が必要な手術に関しては100%投与できています。
手順の整備だけではなく、麻酔科医やチーム内での連携により術前の予防的抗菌薬投与は適切に行われています。