救急総合診療科

救急・総合診療科

診療案内

救急総合診療科では、内科初診外来、救急外来、病棟を主な診療現場としています。 臓器別に専門化が進んだ現在ですが、複数の問題を抱えておられる患者さんは多く、主疾患によると思われる症状や徴候が実はまったく別の領域の疾患によるという場合もあります。また、疾患だけでなく、社会的な問題を抱えられている患者さんも数多くおられます。 私たち総合診療医は、複数の疾病や健康問題に対する解決能力に長けた専門家ですので、安心して受診ください。

2019年4月 救急総合診療科立ち上げ スタッフ3名
2021年4月 スタッフ8名体制に増員 消化器、感染症、脳外、家庭医、総合内科のバックボーンを持つスタッフで構成

救急搬入者数

2015年から減少傾向でしたが、、2021年度は1800件台となり、2022年は2620件の受け入れとなりました。倉敷市の救急搬入シェア率も11%(前年度7%)と、地域の救急医療の中核としての役割を担っています。

新患患者の科別割合(2019年度)

救急科が全体の40%、内科は20%です。 救急総合診療科の活躍する場面は存分にあります。

救急総合診療科医師の入院の疾患の割合(2020年度)

消化器(21%)、呼吸器(15%)、循環器(11%)、内分泌・代謝(8%)、神経系(7%)、感染症(6%)の患者さんが多く、その他疾患での入院対応も実践しています。

その他の活動

症例:赤血球増加症の診断アプローチ

作成者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 ジュニアレジデント 政岡 幸樹
監修者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 救急総合診療科 比森 千博、山本 勇気
【分野:血液】【テーマ:鑑別診断】

症例:肝機能異常

作成者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 ジュニアレジデント 許 家琪
監修者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 救急総合診療科 比森 千博、山本 勇気
【分野:肝胆膵】【テーマ:臨床所見】

症例:偽痛風(crowned dens syndrome含む)

作成者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 ジュニアレジデント 鈴木和久
監修者:倉敷医療生活協同組合水島協同病院 救急総合診療科 比森 千博、山本 勇気
【分野:その他】【テーマ:鑑別診断】

Recruit 現在急募の診療科

①救急総合診療科が専門医療に集中できる環境をつくります

■ 整形外科
外傷の受け入れを行いたいと考えています。一般整形の手術を実施してくれる医師を求めています。週に1~2件の手術から開始し、徐々に増やしていただければと思います。
例) 外来診療:3コマ/週  入院:10人程度の受け持ち 術後の管理は救急総合診療科も担当します

■ 消化器内科
内視鏡検査・治療を積極的に行っていただける医師を求めます。

■ 循環器内科
■ 呼吸器内科
■ 膠原病内科

②サブスペシャルをお持ちで救急総合診療に興味のある医師

■ ともに当院の救急総合診療科を盛り上げて下さる先生
当院の救急総合診療科は若いグループです。救急の受け入れを増やし、応需率95%(現在80%)を目指します。地域の方々に貢献すると同時に、医療従事者が働きやすいそして働きたくなる病院になりたいと考えております。まずはお電話をお待ちしております。

お問い合わせはこちら
086-444-3211(水島協同病院代表番号)
担当:医局事務課 課長 笠原(かさはら)

お問い合わせはこちら
086-444-3211(水島協同病院代表番号)
担当:医局事務課 課長 笠原(かさはら)

医師紹介

副院長
日向 眞

臓器だけでなくその人を診るよう意識して診療にあたっています。

卒業年
1989年
水島協同病院にて研修
東葛病院を経て現職
資格
日本内科学会認定内科医
消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
日本病院総合診療医学会病院総合診療医

科長
山本 勇気

不調を感じられた際は当院の救急外来を頼ってください。

卒業年
2007年
水島協同病院にて初期研修
神戸大学感染症内科、倉敷中央病院感染症科を経て現職
資格
日本内科学会総合内科専門医

医長
辻󠄀 将大

患者さんやご家族にやさしい医療を心がけて、日々診療にあたります。

卒業年
2014年
浜田医療センターにて初期研修
島根大学脳神経外科、松江市立病院脳神経外科、浜田医療センター脳神経外科を経て現職
資格
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医

専攻医(総合診療)
三宅 聡美

専攻医(総合診療)
田中 聖也

専攻医(総合診療)
友野 宏志