救急医療の指標
救急車受け入れ割合

- 分子・分母
- 分子:救急車受け入れ数
分母:救急要請数 - 指標の説明
- 救急車受入割合は、救急隊からの搬送要請に対して、どれだけ救急車の受入が出来ているかを示す指標です。各病院の救急診療の評価、地域医療への貢献度を示す指標にもなります
- 指標の種類
- プロセス
- 考察
- 受け入れ件数自体はここ数年横ばいで、COVID-19流行時以降全体の要請数が増えており、以前のような高い受け入れ率を維持していくのが困難になっています。
2024年度の救急車受け入れ件数は2631件(昨年度より87件増加)でした。また、過去5年間で2022年の2820件についで2番目に多い年度になりました。救急車断りの理由は、救急車やウオークインの患者が重なり、医療スタッフの体制や救急車を受け入れる診察室が準備できなかった事例やコロナのクラスタ-などで入院の病床が確保できなかった事例・当院では適応できず専門の3次医療機関への搬送と判断した事例でした。
当院においては、円滑な入院が行えるよう、適切なベッド管理運用を関係部門で協力して推進していきます。