倉敷医療生活協同組合 水島協同病院 オフィシャルサイト

水島協同病院 臨床指標


検査・病理の指標

検体検査の報告が30分以内に行えた割合

検体検査の報告が30分以内に行えた割合
分子・分母

 分子:到着から検査結果検収まで30分以内に完了した件数
 分母:外来で緊急検査オーダーされた検体件数

備考(除外項目等)

 外来の指標

指標の説明

 外来迅速検体検査加算を取得しており、速やかな結果返却を目的に報告時間の検証を行っています。緊急検査依頼のあった生化学・血算などの全検査件数のうち、検査結果を30分以内に報告できた件数の割合を算出しています。

指標の種類

検体検査30分以内報告率

考察

緊急検査は、検体到着から検査前処理に15~20分、分析に10分と全体で25~30分程時間を要するため、30分以内を最短で結果報告する時間の目安にしています。
 2017年度の平均30分以内報告率は80.8%と前年度と比べ5.9%上昇しました。分析前処理手順の見直しを変更したことなどが、30分以内報告率が上昇した要因の一つと考えられます。
 今後も検査精度の向上、医療事故の防止も念頭に置き、全ての緊急検査の報告が30分以内 と出来るよう更なる改善に努めたいと思います。

臨床指標のトップに戻る このページのトップに戻る

輸血製剤の廃棄率

輸血製剤の廃棄率
分子・分母

 分子:廃棄赤血球製剤(RCC)単位数
 分母:輸血赤血球製剤使用単位数+廃棄赤血球製剤単位数

備考(除外項目等)

 自己血は含まず

指標の説明

 血液製剤の適正使用の推進とともに、廃棄血を減らし貴重な血液製剤の有効活用をおこなっていくことが必要です。各年毎に当院で準備した赤血球製剤の全体数に占める廃棄赤血球製剤の割合で廃棄率を計算しています。

考察

 2017年廃棄率は2.7%となり、輸血療法委員会の設定した目標5%以下を達成しました。2011年以降毎年この目標をクリアしており、継続して廃棄割合を下げることができました。廃棄例は手術待機や輸血予定者の病態変化によるもので院内に待機血液製剤を常設していないため一定程度は発生するものと考えられます。
全国の使用実態調査で、2015年度の赤血球製剤廃棄率は3.1%となっており、それと比較しても当院での赤血球製剤は適正に管理・有効利用できていると考えられます。
 今後も輸血部門での利用状況に即した製剤管理、診療部への広報と血液製剤の適正使用方針の徹底などを継続し、輸血製剤の適正使用、有効利用に努めていきたいと思います。

参考文献等

厚生労働省平成27年度血液製剤使用実態調査

臨床指標のトップに戻る このページのトップに戻る

剖検率

剖検率
分子・分母

 分子:病理解剖実施数
 分母:死亡退院数(入院+救急外来死亡で入院料加算した外来患者)

指標の説明

 病理解剖(剖検)とは、患者さんが亡くなった後、遺族の承諾を得て行う遺体の検査のことで、生前に知り得なかった死因や病態を肉眼的・顕微鏡的に検討することを言います。その検討結果は医局の臨床病理検討会で検討され、日本病理学会が発行する日本病理剖検輯報に登録されます。医師の卒後臨床研修制度でも剖検症例を経験し検討会で提示することが義務づけられており、剖検は医師の養成に重要な役割を果たしています。

指標の種類

プロセス

考察

 2017年度の死亡退院数は209件、その内剖検が実施されたのは7件であり、剖検率は3.3%に留まりました。
 剖検率は、画像診断など検査の進歩により全国的にも減少してきています。しかし、剖検により新たな疾患が発見され、生前には解らなかった病態が明らかになるなど、剖検は医療の質を維持するためには欠かせません。内科教育病院に必要とされる年間10件の実施を確保し、臨床病理カンファレンスを継続して取り組み、医療の質の向上につとめたいと考えます。

臨床指標のトップに戻る このページのトップに戻る

  • 前の指標13.栄養の指標