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水島協同病院 臨床指標


看護ケアの指標

A,身体抑制割合 ・ B,身体抑制1人あたりの抑制日数

分子・分母

  分子:身体抑制を実施した延べ日数
  分母:A,当月の入院患者延べ数 ・ B,当月の身体抑制を実施した実患者数

備考(除外項目等)

  抑制とは、抑制帯、抑制衣、ミトン、4点柵、車椅子用ベルトを含みます。
  (途中抑制を中止し、再度抑制した場合も含む)

指標の説明

  医療の現場では、自らの身に生じる危険を回避することが困難な患者・高齢者に対して、危険を回避する目的で、身体抑制を選択せざるを得ない場面があります。その際、身体抑制の必要性に関する判断は、患者の生命・身体の安全確保の観点から行い、必要最小限にとどめることが大切です。この指標は、身体抑制の実態を把握し、早期に抑制解除を行う努力が継続されているかを検証するものです。

指標の種類

プロセス

考察

  2015年度の身体抑制割合は前年度より減少し、抑制日数も短縮されています。隔月で開催される看護部倫理委員会でのアセスメント状況の確認,解除に向けたチームでの検討、週1回実施されている病棟でのカンファレンスを利用した多職種討議が抑制割合を低下させることにつながったと考えられます。アセスメント実施率は2013年度43%、2014年度57%,2015年度65.7%と改善しています。

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褥瘡新規発生率

分子・分母

  分子:入院後に新規に発生した褥瘡の数(別部位は1として計測)
  分母:調査月の新入院患者数+前月最終日在院患者数

備考(除外項目等)

  医療機器による褥瘡も含め、大きさや深さに関係なく、入院後に新規に発生した褥瘡を対象としています。2012年度以前と2013年度以降の間に評価方法の変更があり、見かけ上数値が増加しています。

指標の説明

  褥瘡予防対策は、提供されるべき医療の重要な項目であり、栄養管理、ケアの質評価に係わる指標です。

指標の種類

アウトカム

考察

  当院の褥瘡対策チームは2002年に発足し、褥瘡の予防対策に関する学習や啓発活動、褥瘡回診、予防対策用具の整備を行っています。
  2013年度に、新規に褥瘡管理システムを導入し、褥瘡への意識の高まりもあり発赤の時点での早期発見が増えたため、新規発生率が上昇しました。
  2014年度から、新入職員向けの学習や委員会学習などで褥瘡予防に重点をおいた教育を開始し、結果2015年度は褥瘡新規発生率を低下させることができました。褥瘡の新規発生のハイリスクは終末期や、長期療養中の状態などでした。こういったハイリスクを有する患者には、各病棟のリンクナースを中心に協力し、予防的な介入を充実させ褥瘡の新規発生率の低下を目指すことが必要です。

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