外来化学療法室

外来化学療法室のご紹介

外来化学療法とは、入院せず通院で抗がん剤治療を受けることができる治療法です。
当院の外来化学療法室の特徴は大きく二つあります。
一つ目は、ベッド数が4床と小規模であるということです。2~3名の専任看護師でより個別的な対応が行え、細かい指導や関わりができる規模であることが強みです。
二つ目は、専任看護師は病棟兼務です。入院化学療法から外来化学療法まで継続した関わりができています。医師、薬剤師、看護師と専門チームで協力しながら、全症例毎月のカンファレンスを重ね治療にあたっています。
現在、診療可能な対象疾患は乳がん、消化器がん(胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆嚢がん)、肺がん、腎尿路がん、前立腺がん、関節リウマチです。

治療までの流れは、来院後受付→採血→問診→主治医診察→抗がん剤投与となっています。内服薬については抗がん剤投与終了までに専任薬剤師が服薬指導を行います。
治療環境は、通常のベッド2台、リクライニングチェアー2台あり好みに合わせて選択してもらいます。長時間の点滴治療が少しでも安楽に過ごせて頂けるよう、ベッドサイドにはテレビを設置しており、DVDプレーヤーやラジカセも準備してあります。ベッドとベッドの間は完全にカーテンで仕切られ、大切なお話をする時は完全個室の別室で行っており、プライバシーには配慮した環境となっています。

毎週火曜、木曜日に行っていますので、抗がん剤治療をこれから受けられる方、受けている方などいつでもご相談下さい。