倉敷医療生活協同組合 水島協同病院 オフィシャルサイト

やわらか食のご紹介

 水島協同病院では、「摂食・嚥下」 チームをつくり、摂食・嚥下機能障害 (むせたり、飲み込みにくい等) のある患者さまに摂食・嚥下機能訓練を行っています。
  摂食・嚥下とは、食物を認知することから食物を口の中に取り込み、 喉、食道を経て胃にいたるまでの過程をいいます。
  摂食・嚥下機能訓練には、食事なしで行う間接訓練と食物を食べながら行う直接訓練があります。当院では、その訓練食として障害の程度や訓練による回復の段階に応じた食事「やわらか食」等を用意しています。
  やわらか食は、嚥下食の中では最も高い段階の食事ですが、舌や口唇でつぶれる程度のやわらかさです。 見た目は、普通食と変わらず食欲が増すように、使用する食材・切り方・形・調理方法・盛りつけなど栄養士と調理師のチームワークで工夫しながら、日々、新しいメニューを開発しています。

何れの料理も家庭用圧力鍋で、5~8分程度で作ることができます。
材料によって、煮る時間を調整しています。


ゆで卵のゼリーよせと南瓜とホウレンソウ

ゆで卵のゼリーよせと
南瓜とホウレンソウ

【材料】 ゆで卵、南瓜、ほうれん草をゼリー寄せして盛り合わせ。

野菜の煮付け

野菜の煮付け
【材料】 白菜、キャベツ、里芋。模様はマヨネーズとねり梅。

和風盛り合わせ

和風盛り合わせ
【材料】 卵、海老しんじょ、じゃがいも

南瓜と豆腐のゼリーよせ

南瓜と豆腐のゼリーよせ
【材料】 南瓜、豆腐、なっぱ

大根煮付けのゼリーよせ

大根煮付けのゼリーよせ
【材料】 大根、人参、ほうれんそう。それぞれ味付けしたものを砕いてゼリーで固める。

和風盛り合わせ

和風盛り合わせ
【材料】 高野豆腐、にんじん、なす、絹さや。それぞれ味付けしたものを砕いてゼリーで固める。

水島協同病院栄養科 喜ばれる食事をめざす
「やわらか食」を提供

 水島協同病院栄養科の「やわらか食」が人気をよんでいます。専門誌『臨床栄養』(医歯薬出版)4月号にも掲載されました(写真右)。管理栄養士の中田なおみさんに話を聞きました。

 高齢化社会を迎えて、摂食・嚥下(えんげ)機能障害(むせたり、飲み込みにくいなど)をもつ患者さまが増えつつあります。
 私たちは院内チーム活動の一つである「摂食・嚥下チーム」に参加し、看護師や口腔ケアの専門家(言語聴覚士)と情報交換をしています。
 「やわらか食」とは、食べ物が舌や口唇でつぶれる程度にやわらかい食べ物のことです。食材、切り方、形、調理方法などを調理師と管理栄養士が相談し工夫を重ねています。
 また、口当たりをよくするために、山芋、レンコンなどの野菜が持つ粘性を利用したり、味噌、生クリーム、マヨネーズなどで味つけに変化をつけています。さらに、食欲が増すように盛り付けにも力を入れています。栄養科では、「喜ばれる食事づくり」をモットーに、患者さまに少しでも食べていただきたいという気持ちから、食欲不振や残食の多い患者さまのベッドサイド訪問をおこなっています。
 「やわらか食」を作るようになってから、患者さまの喫食率がいちだんと向上しています。(上田 志保美)

【医療生協新聞 2009年7月号より転載】


新聞・雑誌記事より

おいしく治す心得

朝日新聞
2010年10月7日

水島協同病院栄養科 厚生労働大臣表彰を受賞


中田なおみ管理栄養士を囲む
早島支部のみなさん

組員が祝う会開く

 さる9月2日、札幌市で開催された日本栄養改善学会学術総会で、水島協同病院栄養科が優良特定給食施設として厚生労働大臣表彰を受賞しました。組合員の中で喜びの声が広がっています。早島支部では、10月7日に祝う会を開きました。

出会いとふれあい15年間の料理教室 早島支部
 早島支部運営委員会は10月7日、中庄の豆腐料理店に中田なおみ管理栄養士を招待し、厚生労働大臣表彰を祝う会を開きました。「私たちが組合員になるのは、人間ドックと料理教室なのよ。毎回の料理教室が本当に楽しみでした」と運営委員の裏川和子さん。庵谷康子さんからはバームクーヘンのプレゼント。
 支部のヘルシー料理教室は15年以上続いています。健康づくり学会で発表し、早島町と支部との懇談会でも話題になりました。その中心は中田管理栄養士でした。祝う会では、思い出、栄養相談、支部のレクレーション企画などに花が咲きました。

受賞を励みにし努力を続けます  院長 里見和彦
 今回の当院栄養科の厚生労働大臣表彰を大変喜んでいます。当院のみならず医療生協全体の誉れになると思います。私は、当院に入院された患者さんが、食事がすすみ出し急速に回復された事例を何度も経験しています。やわらか食(ソフト食)の効果です。
 今回の受賞を励みとして、給食サービスの向上にいっそう努力します。

【医療生協新聞2009年11月号より転載】

栄養科 厚生労働大臣表彰受賞 病院給食提供に高い評価

栄養科のみなさん栄養科のみなさん

 このほど当院栄養科は 「給食管理の運営に多年にわたり貢献した優良施設」 ということで、 県知事賞という栄えある賞をいただきました。初めてのことなので、栄養科職員一同、大いに喜んでおります。 これは、私達が患者様の食に責任と誇りを持ち、日々励んできたことが社会的に評価された一つの証しと考えています。
 調理室の環境は、近年大きく変わってきました。 いろいろと困難な状況のなかでHACCP(ハサップ) 概念という大量調理マニュアルに添って仕事をすることの厳しさも日々実感しています。
 今回の受賞を機に、これからも一層みなさんのご期待に応えるよう、 プロ意識を持って仕事に従事したいと気持ちを新たにしています。

(栄養科 田中 なおみ)

【2009年 9月 水島協同病院みずしま診療所だより 183号より転載】


栄養科 県知事賞受賞 さらに期待に応えたいと決意

栄養科スタッフ一同
栄養科スタッフ一同

 このほど当院栄養科は 「給食管理の運営に多年にわたり貢献した優良施設」 ということで、 県知事賞という栄えある賞をいただきました。初めてのことなので、栄養科職員一同、大いに喜んでおります。 これは、私達が患者様の食に責任と誇りを持ち、日々励んできたことが社会的に評価された一つの証しと考えています。
 調理室の環境は、近年大きく変わってきました。 いろいろと困難な状況のなかでHACCP(ハサップ) 概念という大量調理マニュアルに添って仕事をすることの厳しさも日々実感しています。
 今回の受賞を機に、これからも一層みなさんのご期待に応えるよう、 プロ意識を持って仕事に従事したいと気持ちを新たにしています。

(栄養科 安田千鶴子)


【2007年9月 159号 うちの病院より転載】