倉敷医療生活協同組合 水島協同病院 オフィシャルサイト

[薬の豆知識] 薬の形態について

  飲み薬には様々な形態があることをご存じでしょうか? 錠剤とカプセルは見た目にも違いが分かりますが、錠剤も細かく分けると、裸錠、 フィルムコーティング錠、糖衣錠、腸溶錠、徐放錠、口腔崩壊錠、舌下錠とたくさんあります。
  裸錠は薬の成分を固めただけです。 飲みやすくする等の理由で表面をコーティングしたのがフィルムコーティング錠です。   糖衣錠はそのコーティングに糖を使って苦い薬を飲みやすくしたもの。 腸溶錠は胃に刺激の強い薬や胃で分解してしまう薬を腸でしか溶けないようにした薬です。 徐放錠は薬の成分がじわじわと溶け出るように作られていて長時間作用が続くようになっています。
  口腔内崩壊(OD)錠は口の中で溶けるように作られた薬です。 最近増えてきましたが湿気に弱いため他の薬と一緒に分包できないのが欠点です。 舌下錠は狭心症の薬が有名ですが、舌の下もしくは歯ぐきから吸収されるように作られた薬です。
  カプセルも見た目には同じように見えてもそれぞれの役割を持っています。
  このように見た目には分からなくても、薬には様々な特徴があり、安易に噛み砕いたり、 カプセルを空けたりして飲むと、効果が無くなったり、副作用が出やすくなったりします。 飲みにくい等問題があれば薬剤師に相談して下さい。

(薬剤部 大地和樹)