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水島協同病院 臨床指標


栄養の指標

経口摂取率

経口摂取率
分子・分母

 分子:経口食数
 分母:絶食数+提供食事数

指標の説明

 口からの栄養摂取は、栄養法の選択という問題にとどまらず、患者のQOLに深く結びつくものです。また、急性期医療の中で主たる疾病や病態へ対応の中で、摂食・嚥下機能の維持が後回しになり、気がつけば摂食・嚥下機能の著しい低下を招いていたということも少なくありません。口から食べるという大事な行為へのケアや援助を確実に実施していくための指標です。


指標の種類

プロセス

考察

 2016年の経口摂取率は67.8%と指標を取り始めてから最も高い値を示しました。NST(栄養サポートチーム)の摂食・嚥下障害のある患者さんへの介入が増えたためと考えられます。
 看護部対象に「改訂水飲みテスト・フードテスト・摂食機能評価」の学習会を開催し、安全な食事の開始をすすめる取り組みも始めました。2017年度は摂食・嚥下チームのミールラウンドを通じて、食事形態や食事介助が適切にできるようスキルアップを目指します。多職種の連携で経口での栄養摂取率のアップを目指し、患者の食事摂取を通じたQOLの向上取り組みたいと思います。

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絶食率

絶食率
分子・分母

 分子:絶食した食数
 分母:絶食数+提供食事数

指標の説明

 栄養投与ルート選択の原則として、「腸が機能しているときには腸を利用する(When the gut works, use it. )」ことが奨励されています。経腸栄養は、より生理的であり、腸に備わったリンパ装置や内分泌機能を維持し、感染などの生命リスクの低い投与法といわれていま す。絶食率は、この経管栄養がどの程度実施されているかをみる指標として設定しました。

指標の種類

プロセス

考察

 2016年度の絶食率は11.7%でした。年間を通しても目標とする13%以下で推移していました。また、10%台の月も3回あり、早期に経腸栄養の開始ができていたと思われます。今後NST早期介入により、適切な栄養ルートでの栄養実施を進めていきたいと思います。また、現場ではしばしば胃瘻造設に関わる倫理的問題に遭遇します。職場での倫理カンファレンスや倫理コンサルタントチームとの共同を通して胃瘻造設の倫理に関わる問題への対応を進めていく必要があります。

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