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水島協同病院 臨床指標


薬剤の指標

(A)採用薬品数 (B)新規採用薬品数

(A)採用薬品数 (B)新規採用薬品数
指標の説明

 有効性、安全性、経済性を評価し、診療に必要な薬剤を過不足なく用意することは、薬事委員会の重要な役割です。エビデンスの確立した医薬品を採用し、不必要な薬品の採用を中止し、採用薬品を一定の基準のもとに整理することは、薬物療法の向上や、医療事故防止に寄与できます。

指標の種類

プロセス

考察

 2017年度は、C型慢性肝炎の治療薬や免疫チェックポイント阻害剤(抗がん剤)や生物学的製剤などの高額な医薬品の採用がありました。地域の医療機関や介護施設等との連携が進み、紹介入院となった患者のみに使用される医薬品や、患者の状況に合わせた剤型の選択が進み、患者限定医薬品の採用も多くありました。また、前年度に比べると後発医薬品への切替えや採用薬の整理も前進し、結果的に全体の採用薬品数を抑制することが出来ました。
 今後も常にエビデンスに基づいた採用薬の見直しを行い、合理的な判断のもとに薬品の整理を進め、有効性、安全性、経済性を考慮した新規医薬品の採用を進めたいと考えます。

服薬指導実施率

服薬指導実施率
分子・分母

 分子:指導実患者数
 分母:入院患者数(繰り越し患者数+新入院数)

備考(除外項目等)

 月毎の実施率の年平均を服薬指導の実施率として算定しています。

指標の説明

 病棟薬剤師の行う業務には、患者の薬物治療の適正化、副作用モニター、持参薬チェック、服薬指導などがあります。特に服薬指導は、患者と直接面接して行う業務であり、薬物治療への理解を促し、服薬アドヒアランスを高め、治療効果の改善に結びつきます。それだけに、多忙な薬剤師業務の中にあっても特に重視して取り組んでいるもののひとつです。入院患者のうち、薬剤管理指導を受けた患者の割合が高いほど、医療の質が高いと考えられます。

考察

 2017年度の服薬指導実施率は74.7%であり、2016年度より1.2ポイント減少しました。薬剤師の定数は変わりませんが、ベテラン薬剤師の退職により、服薬指導件数の減少が危惧されましたが、大きな減少とならずに推移させることが出来ました。目標に掲げている「入院後遅くとも3日以内に初回面談をする」ことが定着したと考えられます。
 今後も入院時・退院時のみならず入院期間を通した中の薬剤管理を行い、患者へのよりきめ細かい服薬指導を実施できるよう努めたいと思います。

服薬指導実施数

服薬指導実施数
指標の説明

 病棟薬剤師の行う業務には、患者の薬物治療の適正化、副作用モニター、持参薬チェック、服薬指導などがあります。特に服薬指導は、患者と直接面接して行う業務であり、薬物治療への理解を促し、服薬アドヒアランスを高め、治療効果の改善に結びつきます。それだけに、多忙な薬剤師業務の中にあっても特に重視して取り組んでいるもののひとつです。

考察

 2017年度の服薬指導件数は、前年度から2095件減少しました。3名のベテラン薬剤師の退職により、大幅に薬剤師業務効率が減少したことが要因と考えられます。
 服薬指導の実施回数が増えることにより患者の薬物療法へのきめ細やかな支援が実現でき、薬物療法の向上や医療事故防止に寄与できます。若手薬剤師の教育・指導を重視し、今後もわかりやすい指導説明を進めてしていきたいと思います。

薬剤師外来指導数

指標の説明

 医師の診察前に薬剤師が患者の服薬状況や副作用症状を把握することやインスリンや吸入薬等の手技を患者に確認することで治療の確実性が向上します。問題点なども事前に把握することが出来、患者の生活背景や副作用発現状況に合わせた薬剤の選択、処方提案は、医師の診療の手助けとなり、患者のアドヒアランスの維持向上に寄与します。

考察

 2017年度は前年度から111件減少しました。C型慢性肝炎のDAA(Direct Acting Antivirals:直接作用型ウィルス薬)治療の患者数の減少や、薬剤師の退職による人員不足が件数減少の要因になったと考えます。しかし、外来における薬剤師の服薬指導は、患者の服薬アドヒアランスに影響を及ぼすため、出来るだけ調剤などの薬剤部中央業務の人の配置、効率化を図り、今後も外来患者の服薬指導を充実させていきたいと思います。

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