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水島協同病院 臨床指標


患者支援の指標

①生活保護相談件数 ②無保険相談件数 ③資格証明書相談件数 ④短期保険証相談件数

①生活保護相談件数 ②無保険相談件数 ③資格証明書相談件数 ④短期保険証相談件数
指標の説明

 医療相談室では、経済的問題により受診出来ないということがないよう、制度の活用を促し、問題解決の相談をしています。経済的相談のうち国保短期保険証、国保資格証明書、無保険、生活保護の相談件数の4項目を質の指標としています。これらは、社会の情勢や地域の特性を反映し、民医連の人権を守る医療実践の指標と言えます。

考察

 倉敷市では国民健康保険の保険料未納者などに対して、短期保険証や資格証明書が発行されています。資格証明書での受診は窓口負担が10割負担となり、経済的問題を抱える人の受療権の侵害になりかねません。2016年度は資格証明書の方の相談が1件でしたが、依然、倉敷市では510世帯に資格者証が発行されています。無保険の方からの相談も3件あり、受診をひかえていた事例もありました。
 2011年より取り組んでいる「気になる患者訪問」では、中断・安否確認・実態把握・資格者証・無保険の方の訪問を行っています。2016年度の訪問件数は7件で中断患者や状況把握の訪問が中心で、認知症の方への関わりが多くありました。
 生活保護の相談件数は減少しています。病人が患者になれない状況の深化が懸念されます。また、抗癌剤など高額の治療をしている方が、経済的に困窮し、治療継続ができず、生活保護申請を行う事例がありました。患者の立場に立ち受療権を守る支援がますます必要とされています。

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カルテ開示数

カルテ開示数
備考(除外項目等)

 患者・家族から申請・同意があって、当院の規程に基づき閲覧・複写など対応したもの。

指標の説明

 カルテ開示の基本的な意義は「知る権利の保障」です。医療についてより詳しい説明を聞きたい等の要望については相談窓口を設置し、診療記録の閲覧や病状説明を行い患者さんとの診療情報の共有をはかり、円滑で良質な医療を提供できるよう推進しています。この指標は、それらの実践として示しています。

考察

 診療情報の提供は、診療の過程で得られた患者の身体状況、病状、治療の情報を提供することをいいます。日常的な診療の中で病状や治療について説明し、必要な説明文書を交付し情報提供を行うことを原則としていますが、ご本人の申し出がある場合には別途時間を設けて診療内容の説明や診療記録等のコピー(「カルテ開示」)を行っています。2016年度は22件の開示が行われました。13年度の実績には届きませんでしたが経年的には徐々に増加していることが窺えます。
 情報提供には、医師や看護師の他に多くのスタッフが関わっています。情報の提供の仕方そのものが情報提供の質ですので、わかりやすく丁寧な説明と説明文書の作成を心掛けたいと考えます。また、その基礎となる診療記録の改善にも一層努力していきたいと思います。

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